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11月の国内鉄鋼市況は軟調

2019年10月、国内鉄鋼市場は若干の下落ショックに見舞われた。 ランゲ鋼材クラウドビジネスプラットフォームのモニタリングデータによると、10月31日時点で全国のランゲ鋼材の総合価格指数は144.5で、先月末比1.9%、前年比14.8%下落した。 冷間圧延角鋼管の建材価格指数は156.7で、先月末比1.9%、前年同月比18.5%下落した。 板価格指数は131.7で、先月末比1.8%、前年比11.9%下落した。 プロフィール価格指数は152.7で、先月末比1.9%下落、前年比12.6%下落した。チューブ価格指数は154.3で、先月末比2.2%下落、前年比11.8%下落した(図参照) 1)。

 

亜鉛メッキ角管

ランゲ鉄鋼地域価格指数によると、10月には6地域の鉄鋼価格が下落した。 中でも中国南西部の減少幅は3.1%と大きかった。 中国北東部では0.6%のわずかな減少となった。 他の地域は中程度で、1.5%から2.0%減少した。 9月は国慶節前の環境生産制限強化の影響で丸鋼管の生産量が減少した。 国家統計局によると、2019年9月の中国の粗鋼生産量は前年比2.2%増の8,277万トンに達した。 鉄鋼生産量は1億437万トンで、前年比6.9%増加した(詳細は図2を参照)。 1月から9月までの中国の粗鋼総生産量は7億4,782万トンで、前年同期比8.4%増加した。 累計鉄鋼生産量は9億931万トンで、前年比10.6%増加した。 粗鋼生産量をみると、9月の軟鋼管生産量は275万9千トンで、8月に比べ5万6千トン減少、前月比2.0%減少した。

鉄鋼社会在庫は10月も引き続き減少した。 ランゲ鉄鋼クラウドビジネスプラットフォームのモニタリングデータによると、10月31日時点で主要29都市の鉄鋼社会在庫は827万6000トンで、前月比15.2%減、前年比2.2%増となった。 このうち、建設用鋼材の社会在庫は417.8万トンで、前月比23.4%減、前年同月比6.2%増となった。 熱間圧延角形鋼管の在庫は409.8万トンで、前月比4.7%減、前年同月比1.6%増となった(詳細は図3参照)。 11月は需要の低迷期に入ったが、暦年に比べて11月は在庫減少の可能性が高く、現在のトレーダーは将来の市場予想についてより悲観的となっている。

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投稿日時: 2020 年 5 月 13 日
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